昔作ったノルディックセーター


昔、10代後半から20台半ばまで冬になるとせっせと毛糸を買ってきては夜な夜な編んでいた。夜中2時3時なんてざら。編み出すとかっぱえびせん状態。止められないとめられない・・・なのだ。最初は定番にもれずマフラーなんぞからはじめ、ミトンから5本指の手袋。そしてセーター類。

このノルディックセーターは編み込んで行くので毛糸の色を変えるところを間違うとよろしくない。なのでキリがいいところに来ないことには寝れない。トイレにも行けない。腕と見頃を脇のところから柄を合わせながら網み進めて行く。本を見ながらとはいえ、最初にゲージを取って、自分サイズに多少小さくするので柄の目数を計算しないとおかしくなる。

そんなしんきくさいことをコツコツとすること、出来上がったときの達成感を味わうために毎夜、棒を握っていた。ノルディックセーターというからノルウェーで編まれるセーターなんやけど、寒い国ゆえ、これはとっても温かい。柄のところは毛糸が二重になっているから重みもあってしっかりしている。30年近く前に作ったのにいまだ健在。モノもちいいよな、私。てか良すぎ?

この冬の家着は上からこのノルディックセーターで寒さを防ぐ。