リーチポタリーのエッグカップとスプーンとフォークの箸置き

  • 2021.11.17 by馬詰 道代
  • 雑貨
リーチポタリーのエッグカップとスプーンとフォークの箸置き

過日、原田マハ氏の著書「リーチ先生」を読みました。
リーチ先生(バーナード・リーチ氏)はイギリスの陶芸家です。
日本で陶芸を学び、イギリスのセント・アイヴスでリーチ・ポタリーという登り窯を開きました。
フィクションとノンフィクションの区別がつかないほど、実在の人物があたかも描かれている言動をしたと思わせられる点に吸い込まれ、ずんずんと読み進められるお話でした。

イギリスの器と言えば、紅茶を楽しむためのカップ、ウェッジウッドに代表される磁器のイメージを持っていましたが、ぼってりとした素朴な陶器があることに知りました。
リーチ先生を読み終えて、リーチ・ポタリーを手に取ってみたくなります。
ネットで探します。
見つけたのが手のひらに乗るサイズの器。エッグスタンドです。
Englandと刻印されています。

土っぽさを感じる陶器は温かさを感じます。
これが作られたセント・アイヴスはどんなところなのかと異国の土地に思いを馳せます。
いつか行ってみたいものです。
色合いも好きです。

エッグスタンドにタマゴを入れて使うという生活スタイルでない私は、この可愛らしいエッグスタンドをどう使おうかと考えます。
何もいれず、ただ、飾っておくだけでも良いのですが、器は使ってこそです。
ときどき通っている陶芸教室の先生が「器は使ってなんぼ」と言われたとき、すごく納得したのを覚えています。
せっかく手に入れた器です。
どう使おうかと思っていたとき、ネットで可愛らしい箸置きを見つけました。
リスノキさんの陶器のスプーンとフォークの箸置きです。
エッグスタンドに収めることにします。
ツールスタンドのようでぴったりです。

エッグスタンドにタマゴを入れる食卓より、箸置きにお箸を並べる食卓がしっくりくる暮らしにぴったりな箸置きとリーチ・ポタリーのエッグスタンドです。