今ごろ感満載の木の兜
我が家の息子2人の端午の節句のアイテムは今は亡き父が買ってくれた鯉のぼりだけでした。
2人が小学低学年の頃まではベランダでなびかせていました。
大きくなると鯉のぼりをなびかせるのも気恥ずかしく、いつのまにか押入れの中から陽の目を見ることがなくなった我が家の鯉のぼりです。
父が亡くなって、3回忌の法要の代わりに可愛らしいお家の形をしたお仏壇を用意しました。
そのお仏壇のお鈴や火たて、お線香たてのスペースに季節の折々のアイテムを並べたりします。
木で作られたお鏡餅やお雛様、そして、端午の節句の兜です。
どれも両手のひらに乗るサイズです。
最近は、そんなものがより好みになってきました。
大げさなものよりこじんまりしたものが好みです。
もともと、食器を買うときも6組揃えないと落ち着かないタイプではありませんでした。
お仏壇も生活に合ったものを選べる時代で、ほんと良かったと思っています。
形よりそのものの存在意義や価値を感じるほうが楽しいじゃないですか。
そんな中で選んだ、端午の節句の兜です。
すでに成人を迎えた息子2人のためというより、自分の楽しみに買ったようなものです。
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